自己資本比率
自己資本比率というのは、会社の借金と資本の割合を示すもの。
株主持分比率とも呼ばれています。
もっと分かりやすく説明すると、
無借金経営の会社は自己資本比率100%で、
借金が50%の会社は自己資本比率50%となります。
借金は少ないほうがいいのでは?
と考えるかもしれませんが、そうとばかりはいえません。
事業を拡大させるには設備投資や宣伝・研究・開発が欠かせません。
それらすべてを会社からの利益だけでまかなうとしたら、事業拡大はスローペースになります。
借金が少ない代わりに動かせる資産も少ないので収益の規模も少ない。
堅実健全な経営モデルとなります。
一方、積極的に借金をして投資するなら、リターンも大きくなります。
借金をして設備投資し、たくさんの資産を動かして大きな収益を上げます。
チャレンジ型の経営モデルとなります。
そもそも会社が株式を公開するのも、幅広く資金を集めるためです。
大きく成長していくには多額のお金が必要なのです。
PBRで会社の割高感が分かりますが、たとえPBR0,5などの割安な銘柄であっても
自己資本比率が10%を下回るような会社ではPBRだけを見て財務が健全であるとは言えません。
90%借金で運営している会社は収益も大きいですが、かなり危ない橋を渡っているということです。
ちなみに3~4数年前に楽天を調べたとき、
自己資本比率5%くらいだったのを覚えています。
もちろん買いませんでした。
20011年2月に調べてみたら少し改善されていて、
11,9%に上がっていました。
それでもまだ9割は借金だということです。
大きく成長する可能性も高いですが、大きなリスクも抱えています。
典型的なチャレンジ型経営モデルです。

