会社の利益
決算書や四季報を見ると利益の中にも
様々な種類の「利益」という言葉があるのに気がつきます。
経常利益、営業利益、当期利益・・・
いったいどれが利益なのかと分からなくなります。
そこで利益について説明です。
売上げから原価と経費を引いたものが「営業利益」
さらに営業外の損益として
「営業利益」に利息や有価証券売却などの費用を加減したものが「経常利益」
「経常利益」に不動産などの固定資産売却損益などの特別利益や特別損益を加減したものが
「税引前当期利益」
そして最後に法人税、住民税、事業税などを差し引いた「当期利益」となります。
こうしてみると、
有価証券や不動産などの固定資産の売却といった
特別な利益は通常の利益とは別になっているのがわかります。
本業のみの利益と当期だけの臨時収入をきちんと分けているのです。
これをきちんとしておかないと経営者が、
「今年は業績が悪いけど決算で株価が下がるのは避けたい・・・」
「そうだ、持ち株や土地を売ってその利益を計上すればマイナス分を相殺できる」
と考えるかもしれません。
持ち株や土地を売って補填して数字上は利益が出ているように見せかけておきながら
実際は本業が低迷しているなんてことも通ってしまいます。
投資家としては決算書を見るときに
特別利益や損益などの営業外の損益も確認するなら
本業がどの程度順調なのかも正しく判断できます。

